夜行バスで足の臭い人の近くの席に…

夜行バスで足の臭い人の近くの席に…
他人の足の臭いが気になった事は、過去にも何度かありましたが、あれほど苦痛だったのは初めてでした。
あれは夏休みの出来事でした。私は帰省するために交通費を浮かそうと、夜行バスを選択したのでした。いわゆるツアーバスではなく、鉄道会社が運行しているバスだったので、安全面は大丈夫だろうと思い申し込んだのです。
おかげで新幹線や飛行機よりも随分と安くあげられたのを覚えています。
でも、夜行バスに乗ってから数時間後に、後悔することになりました。すべての乗客が揃い、みなさんリラックスして、そろそろリクライニングを倒して寝支度を…という気になった時、前の席からモワ?ンと悪臭が漂ってきました。
ふと見ると前の席の人が革靴を脱いでスリッパに履き替えています。
湿ったような何とも言えない吐き気を催す香りが車内に充満し始めました。
近くの席の人たちも気がついたようで、チラチラ見たり咳払いをする人もいました。
そうする内に、臭いの元の男性は何やら気がついたようで、革靴に再び足を入れました。
すると激しかった悪臭が和らぎ始めたのです。
「そうか…臭いを封印したのか」と私は一人納得しながらも、寝てしまえば臭いを気にしなくなるだろうと、まだ消灯していない明るい車内で眠ろうと必死になっていました。
今まで、更衣室や下駄箱などで、足の匂いが気になる人がいたり、自分自身も長く歩いた後などに気になることもありましたが、それはその場を離れることができたり消臭スプレーを使っても大丈夫な開放的な空間でした。
ですが、夜行バスは休憩箇所以外では途中で降りることのできない密閉された空間。窓を開けることもできません。
足の臭いの元の男性は、それから何度か革靴を脱ごうと試みていましたが、足が少しでも靴から引き抜かれると強烈な匂いが周りに広がるため、再び咳払いや周りの視線が降り注がれることにいたたまれなくなってか、またストンと靴に足をおさめるのでした。
結局、その男性は、消灯前のサービスエリアでの休憩で、足と靴に消臭スプレーをふりかけたのか、きついミント系の臭いとなって帰ってきました。
それでも時間とともに足の臭いは復活してきましたが、我慢できなくなる前に目的地に着くことができました。結局、ほとんど眠ることはできませんでした。
密室で、靴を脱ぐ必要のあるときには、あらかじめ消臭スプレーをふってから行ったほうがいいな…と人のふり見て我がふり直せ…な体験でした。
あれが自分の足の臭いに無自覚な人だったらと思うとぞっとします。
あれ以来、自分も臭うかもしれないという心構えの元、脇汗用の制汗スプレーと足用の消臭スプレーは欠かさないようにしています。
根本から足の臭いを解消し、日常の不安を少なくしたいです。

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